フィンランド語で「糸巻き棒」Rukinlapaがデザインされたカップ&ソーサーが入荷しました。
昔は糸車を使って糸紡ぎをする時にこんな木製の糸巻き棒が使われていました。美しい装飾が施されたRukinlapaは壁に飾ったりもしていたようで、その昔は男性が手彫り細工を施したRukinlapaを女性に贈る習慣もあったそうです。
お隣のリトアニア、ラトヴィアなどバルト3国の方でも似たような装飾が施された美しい糸巻き棒を見かけます。今では実用品というよりは装飾品として飾られているようです。
Rukinpalaがデザインされたフィンランドの切手もあるようで、最近はなかなか探しにいけないのですが私は切手コレクターでもあるので、この切手もほしくなってしまいました(笑)
こういうフィンランドの古い風習や文化を感じさせる模様がデザインされた食器というのは、個人的にもとてもいいな、と思います。
ARABIA「Rukinlapa」はシックなベージュカラーと、小ぶりでエッグスタンドのような足付きのフォルムが素敵です。他にはブルーもあるようです。絵付けは人気デコレーターのライヤ・ウオシッキネンが担当しています。
アラビア ARABIA ルキンラパ Rukinlapa カップ&ソーサー